新宿~池袋_明治通り
引き続き、明治通り沿いに新宿から池袋まで歩く。渋谷~新宿間が約4kmなのに対して新宿~池袋間は約5km、距離も勝る上に退屈さも勝る、実際には1km以上長く感じるだろう。
新宿四丁目交差点から再開。この交差点で明治通りは五街道の一つである甲州街道と交差する、つまりここから西に歩き続ければ甲府を通りやがて諏訪湖に達する、観光にいいかもしれない(約200km)。
次の交差点は新宿三丁目、駅名にもなっていることから、名前をご存じの方も多いだろう。ここで交差する新宿通りは大した通りでないので割愛、この後すぐ先ほどの甲州街道は国道20号に吸収される。
次は新宿五丁目交差点。交差する通りは靖国通り、その名の通り進めば靖国神社前を通る。大層な名を冠し、防衛省や日本武道館前を通過、両国まで至る息の長い通りだが、いまいちパッとしない通りだ、利便性が低く全体的に道が狭い。こういう道の方が散歩には向いているのだろうけど。
新宿五丁目交差点を渡るとき新宿の終わりを感じるだろう、急に殺風景になる。実際はまだ新宿ではあるが。
左手にそこそこ有名な花園神社を見たり、東新宿駅のある新宿七丁目交差点でスクエニ本社を眺めたり、、、この辺りで左に違和感を感じた人は勘が良い、左に曲がるとコリアンタウン大久保だ。
新目白通りの交差点を越え、神田川を渡ると、都電最後の生き残り都電荒川線がひょっこり顔を出す。早稲田から始まり、豊島区と北区と荒川区をうろうろした後、荒川区の三ノ輪橋駅に至る。数年前に東京さくらトラムという訳のわからない名前を付けられてしまったが、しっかり都電荒川線と呼んであげようと思う。
特にハイライトもないが、途中で目白通りをくぐることになる。九段下から練馬インターまで伸びる、重要な通りの一つ。
遠くにサンシャイン60がチラチラ見えたり、脇道の参道がやたら現れたりすると、もうすぐ池袋だ。気配無く急に池袋が現れるので心の準備をしておこう。
池袋登場、駅到着。